嘔吐

嘔吐に少しはまってる。
拒食とかじゃなくて、吐くことに快感を覚えるようになった。
これも自傷の一つなのだ。体重なんてどうでもいいのだ。私の中にあるどす黒い何かが外に出てさえくれればそれでいいのに、それはしつこく私の中で静かに暴れまわってる。それを吐き出すことを目的にしていたのに、いつしか吐く快楽に身を投げてた。
プロの吐く人には負ける、だって私は吐いて○○するひとじゃないから。ただの、吐きたい人だから。
吐く。食べ物を、吐く。半固形になった物が、スープが、トイレの水洗にぶちまけられる。気持ちいい。気持ちいい。苦しい。でも、その時の私は救われた気持ちになるのだ。洗浄のために水を飲む。人差し指と中指を喉につっこむ。上へ上へ流動してくる物。口から吐き出されるそれ。それを見て恍惚とする私。
いつからおかしくなったんだろう。